根室支庁
- 羅臼町「羅臼港」
- 羅臼町「羅臼岳(知床峠)
- [別海町「野付半島」]
- 中標津町「開陽台」
別海町「野付半島」
「野付半島」は、標津町から根室海峡に向かって、別海町尾岱島をエビのような形で囲むように伸びた、全長28kmの砂嘴です。別海町から根室市にまたがる「風蓮湖」と共に、野付風蓮道立自然公園に指定されています。
野付半島に囲まれた野付湾尾岱島は、北海シマエビの産地として有名で、打瀬舟によるエビ漁は、野付の季節の風物詩となっています。
6〜9月の野付半島は花のシーズンで、原生花園が見頃となります。その他にも、季節によって飛来する白鳥やタンチョウヅルも、見所のひとつです。
オホーツク海の海水の浸食に遭って、立ち枯れたトドマツ林が「トドワラ」です。荒涼とした景色が、最果てのイメージを醸し出しています。
野付半島は全体の浸食が現在も進んでいるので、これらの景色がいつかは見られなくなるかもしれないという、大きな問題を抱えているそうです。知床や釧路湿原などと並んで、日本の秘境100選に選ばれているほどの貴重なこの地を、いつまでも訪れることができたらいいのですが……。
(写真提供:T.M.)
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