2004年北海道夏の花火
さて、デジタルカメラでの花火撮影も、回を重ねるとある程度はコツを掴んできます。あくまで私がいいと思ってやっている撮影上のコツですが、以下に簡単に説明いたします。まぁ、ほとんどの知識は花火撮影を指南しているサイトから得たものですが……。
・ISOは最低値(明るくすると花火の色が失われ、雲が目立ったり背景にしまりがなくなる)
・シャッタースピードはバルブモード。バルブモードがなければ4秒程度(状況による)
・露出はシャッタースピードに合わせて絞り込む。NDフィルターを使ってもよい
・フォーカスは無限遠(∞)に固定
・測光モード(中央重点・マルチなど)はどれでもよい
・ホワイトバランスは太陽光
・シャッタースピードを長くするので、三脚は必須
・リモコンかケーブルレリーズを使用する
・基本の構図は縦位置
・シャッターはラグを考えてやや早めに切る(花火が開く直前位)
・花火からはある程度の距離をとって周辺の風景もフレーミングすると写真に雰囲気が出る
もっとも、私自身これ全てを守って撮影できてはいませんが(笑)。
7月24日:ウイングベイ小樽の花火
7月30日:豊平川河川敷 朝日新聞・HTV花火大会
豊平川の花火大会もいよいよ最後となりました。さすが朝日系、自局のドラえもんをテーマにした花火などを、DJと音楽を使って上手に盛り上げていました。しかしDJのお喋りが長めで、ややインターバルが長すぎる印象を受けました。当日は風が弱かったので、煙の移動待ちの影響だったのかもしれませんが。
打ち上げ花火は、天候によって打ち上げのコンディションが大きく左右されます。私も何度か花火大会に足を運んで、だんだん関係者の苦労を想像できるようになってきました。そして次ページの小樽潮まつりの花火大会で、その大変さをはっきりとした形で知ることになりました……。