2004年小樽雪あかりの路
観光都市として全国的に有名な小樽市も、冬期間は観光客が大幅に減少してしまいます。その打開策として、有名な札幌の雪祭りと同時期に開催することで、僅か数年で人気イベントとして定着した感のある「小樽雪あかりの路」。全国的な知名度はまだまだですが、子供向けのイメージがあるさっぽろ雪まつりとは違い、小樽雪あかりの路にはアダルトなムードが漂います。厳寒の2月の北海道における新たなイベントとして、今後は広く受け入れられてゆくことでしょう。
小樽雪あかりの路は、小樽市の各所にポイントとなる会場を設置し、加えて小樽市住民それぞれがスノーキャンドルで自宅付近にあかりを灯すことで参加もできるという、地域密着型のイベントです。冬の夜に柔らかく辺りを照らすキャンドルはとてもムーディーで、特にカップルにお勧めできるイベントだと思います。
今回は、市内のメイン会場となる運河会場と旧国鉄手宮線跡地の手宮線会場、加えて南小樽会場などをご紹介します。写真が多いのでたっぷり4ページに分けてご案内いたします。
運河会場（運河・倉庫群）
このページでは運河会場の運河・倉庫群を中心にご紹介しています。
全国的にも有名な観光スポットである運河の入り口付近では、スノーキャンドルに囲まれて運河をバックに写真を撮れるスペースがあります。その側では紙コップにキャンドルを入れたメッセージキャンドルが無料で配られており、メッセージを書き込んで会場内に飾ることができます。
運河の水面には浮き球キャンドルがいくつも浮かべられており、ロマンチックなキャンドルの炎がさざめく水面を静かに照らしています。そして運河の畔に立ち並ぶライトアップされた石造りの倉庫群が、運河のゆらめく水面にうっすらと映り込んで、ロマンチックな雰囲気を一層際立たせています。
動画1「小樽運河をパンニング」（約1.7MB）
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